入社のきっかけと経緯
私は文系の大学を卒業後、最初の3年間は設備管理の仕事をしていました。
その後、転職を考えた際に「一番難しそうな仕事に挑戦したい」と思い、施工管理という仕事に興味を持ちました。難しいことのほうが飽きずに長く続けられるだろうと思ったんです。
実は、私が花森に入社したのは中途採用でした。前職の会社が倒産してしまい、そのときお付き合いのあったクライアント経由で花森の存在を知り、面接を受けました。
決め手は、面接官の人柄や雰囲気の良さ。ここならやっていけると感じて入社を決めました。
当初は業界や会社の名前から“堅い雰囲気”を想像していましたが、実際には社内にフレッシュさや柔らかさもあり、とても働きやすい印象を受けました。

現在の業務内容とチームでの役割
現在は設計課で、新人育成も担当しています。
週の初めには全体ミーティング、翌日は設計課のスケジュール確認を行い、週単位の業務を組み立てていきます。担当物件の施工図や資料作成、施工検討を進める一方で、新規案件の現場調査や、現場管理にも出向きます。社内外で幅広く対応しつつ、チーム全体の流れを整えるのも自分の役割です。
人数が限られている分、外部スタッフの力も借りながら、フレキシブルに動ける体制を意識しています。
やりがいと成長実感
やはり、自分が時間と労力をかけて段取りした仕事が形になり、お客様から「ありがとう」「あなたで良かった」と言っていただけたときは本当に嬉しいですね。
また、技術者と専門的な内容で対等に会話ができた瞬間には、「成長できたな」と感じます。

チームマネジメントと若手育成への思い
今の時代は、「見て学べ」ではなく、「しっかり教える」ことが求められています。
昔と違い、若手が相談しやすい雰囲気を作ることがとても大切です。業務の効率化はリモートでもできるかもしれませんが、信頼関係や安心感を築くには、日々の対面でのコミュニケーションが欠かせません。
若手や中堅社員には、もっと多くの経験をさせてあげたいと考えています。
失敗を恐れず、積極的にチャレンジできる環境を整えることが、育成の第一歩。
答えをただ教えるのではなく、自分で考え、行動できる人材を育てたいですね。
花森の魅力と、これからの挑戦
花森の魅力は、全国規模のネットワークにあります。入社した当初、電話対応のなかで「東京支店です」「大阪支店です」といったやり取りが自然にされていて、「ああ、ここは本当に全国区なんだ」と驚きました。
今では売上も何十億という規模になっていますが、昔は本社で毎朝テーブルを拭いて、皿を配っていた時代もあったんですよ(笑)。
そんな変化を経てきた会社だからこそ、成長のチャンスがたくさんあると実感しています。
私自身は今、設計業務と並行して「消防設備士」の資格にも挑戦中です。
照明や火災報知機、非常放送など、防災設備の設計には専門的な知識が必要です。消防署との協議も含め、より深い理解が求められる分野なので、学びがいがあります。

次の世代に伝えたいこと
教えている若手の中には、自分の子どもと同世代の子たちもいます。
だからこそ、プレッシャーもあるし、「裏切れないな」という責任感も感じています。
これからは若い世代が主役。私はその後ろで、彼らの背中をそっと支えるような存在でありたいと思っています。
メッセージ
花森は、どこでも通用するスキルと経験が身につく場所です。
すぐに成果が出るわけではありませんが、努力を重ねれば着実に力になります。
施工管理は確かに大変な仕事かもしれません。
でも、その分やりがいや成長の実感は大きい。
「難しそうだからこそ挑戦してみよう」
そんな気持ちを持っている人には、きっとぴったりの職場だと思います。